ニッケルカドミウム電池の登場

 ニッケルカドミウム(Ni-Cd)電池は、1899年にスウ工ーデン人のユングナーにより発明されました。

 発明当初のニッケルカドミウム(Ni-Cd)電池の問題点であった、充電時に発生するガスによる内圧上昇とこれに伴うケースの破裂を1948年にフランス人のノイマンが解決したことにより、ニッケルカドミウム(Ni-Cd)電池は実用化されました。

 商品化は1960年にアメリカではじまり、日本でも1963年に三洋電機が、翌年には松下電器産業がそれぞれ商品化しました。

 ニッケルカドミウム(Ni-Cd)電池の呼び名として多く用いられた、「ニッカド電池」や「カドニカ電池」の名称は共に三洋電機の商標で、他社は使用することができないためJIS名称は「ニカド電池」とされています。

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